ポイントためて環境活動しよう～カード会社が新サービス開始

カード会社は、利用者が再生可能エネルギーの普及を支援したり、太陽光充電器を購入できるようなポイントの利用方法を拡大している。

　USAトゥデイによると、ウェルスファーゴは４月、カード利用者向けの特典に環境保護につながる選択肢を追加した。利用者は、5000～１万ポイントを再生可能エネルギーの支援に利用できる。

　バンク・オブ・アメリカも６月、利用者が「ワールドポインツリウォード」カードのポイントで環境関連商品を購入できるようにする。最終的には、温室効果ガスの削減に投資している団体にポイントを寄付できるようにする。夏には、全ポイントが温室効果ガスの削減に投じられるカードを発表する。

　シティグループも近く、再生牛乳パック製家具のような環境に優しい商品をクレジットカードの特典に含めるほか、ポイントを希望の環境保護団体に寄付できるようにする。

　気候変動対策を促進しているブライトプラネットは近く、利用者がカードを使用するたびにクリーン・エナジー事業を支援できる「ブライト・カード」を発表する予定だ。

　オンライン出版社カードウェブ・コムのロバート・マッキンリー最高経営責任者（CEO）は、
こうした動きの背景を「議会がクレジットカード手数料の慣行を監視しているため、カード会社は『良いこと』をしていることを強調する必要があり、印象の良い環境事業を進めている」と分析する。

　もう１つは、競合が激化する中、カード会社は注目を集める必要があり、航空会社の特典が制限されているため、流行っているグリーン特典の魅力が高まっているとみられている。

【USFL.COM より】

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